Googleスプレッドシートのピボットテーブルで、行の項目を1列にまとめる「コンパクト形式」の機能を、Googleが発表
Googleが2026年10月28日、スプレッドシートのピボットテーブルに、行の項目を1列にまとめるコンパクト形式を追加すると発表。Excelの表を取り込んだときに形が変わらなくなる点、提供時期、使い方を紹介します。

この記事で分かること
- ピボットテーブルの「コンパクト形式」とは何か
- Excelのファイルを取り込んだときの変更点
- 提供時期と、集計で使うときの見方
Googleは2026年10月28日、Googleスプレッドシートのピボットテーブルで、行の項目を1列にまとめて表示する「コンパクト形式」(英語名 compact form)の機能を追加すると発表しました。ピボットテーブルは、売上や件数などの表を、取引先別・月別のように組み替えて集計する機能です。
発表された内容
- 2つの表示形式: ピボットテーブルのエディタから、表示の形式を選べます。
- アウトライン形式(outline form): 行の項目が、項目ごとに別の列に並びます。 - コンパクト形式(compact form): 行の項目を1つの列にまとめ、字下げと、開く・閉じるボタンで階層を示します。段が多い集計表でも、横にスクロールする量を減らせます。
- Excelとの互換性: これまでは、コンパクト形式のピボットテーブルを含むExcelファイルをスプレッドシートに取り込むと、アウトライン形式に変わり、表の構造が変わっていました。今後は、取り込んだときも元の形式が保たれ、Excelに書き出したときも維持されます。
- 管理者の設定: この機能に、管理者が入り切りする設定はありません。
提供の時期と対象
- 時期: 先行して機能を受け取る設定(Rapid Release)のドメインでは、10月22日から順次提供が始まり、表示まで最大15日かかります。通常の設定(Scheduled Release)のドメインでは、11月6日から同じく最大15日で順次提供されます。
- 対象: すべてのGoogle Workspaceの利用者と、個人のGoogleアカウントの利用者です。
集計で使うときの見方
売上や問い合わせ件数を、取引先別・商品別・月別のように、段を重ねて集計している場合は、表が横に広がり、印刷や画面共有で見づらいことがあります。コンパクト形式にすると、1画面に収まりやすくなります。
また、Excelで集計表を作り、スプレッドシートで共有している場合は、取り込むたびに表の形が変わって、手で修正していた作業が減る可能性があります。社内で、すでにExcelのピボットテーブルをコンパクト形式で作っている場合は、取り込んで形が保たれるかを、ひとつの表で試すとよいでしょう。
参考情報・出典
- Google Workspace Updates:Apply compact form layout for pivot tables in Google Sheets
ピボットテーブルのコンパクト形式の内容、Excelの取り込み・書き出しでの扱い、提供の開始時期、対象。