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ChatGPTに「Slides」追加、チームで同時に編集できる

公開:2026年10月23日 / 編集:合同会社プラスタ

OpenAIが2026年10月16日、ChatGPTでスライドを作り、チームで同時に編集できる「Slides」の提供開始を案内。できること、対象プラン、書き出しの形式を紹介します。

並んだ数枚のスライドを、二人が同じ画面で見ているイメージ
ChatGPTのスライドをチームで編集する場面を表したAI生成イメージです。実在のChatGPTの画面ではありません。

この記事で分かること

  • Slidesで作れるものと編集のしかた
  • 対象のプランと提供の状況
  • PowerPointなどへの書き出しと、使う前の確認

OpenAIは2026年10月16日、ChatGPTで資料(スライド)を作り、チームで同時に編集できる「Slides」を案内しました。ChatGPTに頼んで下書きを作ってもらい、そのまま画面上で直し、PowerPointなどの形式で書き出すところまでを、ChatGPTの中で進められます。対象のプランでは、順次使えるようになっています。

Slidesは、ChatGPTで作ったスライドを、ChatGPTの中でチームの全員が同じ資料を見ながら直せる機能です。

Slidesでできること

まず、スライドの作り始め方です。公式のヘルプには、次の入口が書かれています。

  • 会話の内容から作る
  • 手元のファイルを渡して作る
  • 骨子(アウトライン)から作る
  • 見本にしたい資料を渡して、文体や配置をそろえて作る

作った資料は、文字、画像、図形、表、グラフを画面上で直接直せます。ChatGPTに直してもらう場合は、直したい部分を選んで「Request edits」から頼む方法と、画面下の入力欄から頼む方法があります。たとえば、1枚を短くする、新しいデータでグラフを更新する、配置を変える、といった頼み方です。画像は、ChatGPTに作ってもらうことも、自分で用意したものを入れることもできます。

チームで同時に編集する

作った資料は、同じチームの人と共有できます。編集の権限を持つ人は、同時に同じ資料を直せます。スライドの上にコメントを残して、「@」で相手を指定して相談することもできます。

ChatGPTに直してもらいたいときは、コメントでChatGPTを指定します。なお、発表時点では、コメントだけができる権限は用意されていません。見るだけの人と直せる人を分けたい場合は、この点に注意が必要です。

対象のプランと提供の状況

対象は、ChatGPTのPro、Business、Enterpriseのプランで、Space(ChatGPTの中で作った資料などを置く場所)を使える利用者です。提供は順次で、ヘルプには「自分のアカウントでまだ見えないことがある」と書かれています。パソコンのブラウザーと、ChatGPTのデスクトップアプリで使えます。

Windowsのデスクトップアプリには条件があります。必要な部品(MXC)が入っていないパソコンでは、共同編集のSlidesではなくPowerPointのファイルで作る形になります。Windows 10はこの部品に対応していません。Windows 11でも、更新や組織での有効化が必要な場合があります。共同編集のSlidesを使うときは、ブラウザー版のChatGPTを使います。

発表と書き出し

作った資料は、ChatGPTの画面からそのまま発表できます。ブラウザー版では、次の形式に書き出せます。

書き出し先使いどころ
PowerPointファイルとして受け取り、さらに直す
PDF見るだけの控えとして共有する
Google スライドGoogleスライドで作業を続ける

デスクトップアプリでは、PowerPointまたはKeynoteが入っていれば、そのアプリで開けます。書き出したあとは、内容と見た目が崩れていないかを自分の目で確かめるよう、ヘルプにも書かれています。

どんな仕事に向くか

向くのは、材料はそろっているが、スライドの形にするまでに時間がかかる仕事です。 たとえば、議事メモと数字の一覧から、月次の報告資料の下書きを作る、前回の提案書を見本にして、新しいお客様向けの資料を作る、といった使い方が考えられます。複数人で直す場面では、メールでファイルを往復させずに、同じ資料の上で直せます。

一方で、出てきた資料は、人が元の資料と照らして確認してから使います。 金額、日付、お客様の名前、グラフの数字は、ChatGPTが作った内容をそのまま信じずに、元の記録と見比べます。

また、共有する相手と範囲は、資料を渡す前に決めます。お客様の個人情報や社外秘の数字を入れる資料では、会社で決めた取扱いのルールに沿って使います。対応する言語や利用回数の上限は公式の案内に書かれていないため、日本語で使う場合は、自社のアカウントで実際に試してから仕事に取り入れてください。

参考情報・出典

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